一般的に業務用エアコンの耐用年数は、13から15年程度とされています。しかし使い方によってはこれよりも短くなったり長くなったりする可能性も考えられます。業務用エアコン交換のタイミングとしては、いくつかのサインが見られた時が挙げられるため、その見極めを把握しておくことが大切です。その1つに挙げられることが、空調機能の低下です。

ききが悪いと感じるようになったら、それは交換を検討するタイミングとも言えるでしょう。なぜ空調機能が低下するのかと言うと、本体のフィルターや室外機の放熱フィンなどに目詰まりが発生していることなどが考えられます。放熱フィンとは室外機の裏側に設置してある薄い金属の板のことを指していますが、フィルターやこれの放熱フィンを掃除したとしても改善されないようであれば交換しかありません。そして異臭や異音がするケースです。

業務用エアコンから異臭が異音がするケースでは、内部にほこりやカビなどが溜まっている可能性が高いです。異臭についてはフィルターの掃除で改善されることもありますが、改善されなければそれよりもさらに奥の部分にカビが付着している可能性が考えられます。業務用エアコンの奥が自分で掃除をする事は難しいため、専門の会社にクリーニングを依頼する必要があります。クリーニングをしても改善されなければ、交換を検討する必要があります。

異音がする場合には業務用エアコンの故障が考えられます。すぐに使用を止めてメーカーに相談するようにしましょう。